放射線業務従事者(新規者)教育訓練は、放射性同位元素等の規制に関する法律施行規則にて定められている教育訓練です。
管理区域へ立入る場合は、教育訓練の受講の他、特殊健康診断を受診し業務従事可の判定が出ていることおよびガラスバッジの取得が必要です。
対象者
新たに放射線を取り扱う方で新規者向けの教育訓練を未受講の方
内容
講習と実習(講習と実習の両方を受講しないと修了と認められず、放射線業務に従事できません。)
※ゼロカーボンエネルギー研究所の実習については研究所に直接お問い合わせ下さい。
時間
講習 約2時間30分+実習 約2時間~4時間
開催月
4月(A区分・B区分)
7月(B区分のみ)
10月(A区分・B区分) ※第3期の申込について、大学統合の関係上申込期間、開催時期に変更が生じる可能性があります。
1月(B区分のみ)
受講頻度
管理区域立入前に1回受講(次年度からは➡放射線業務従事者(継続者)教育訓練を受講してください。)
放射線業務従事者(新規者)教育訓練は、取り扱う放射線の種類や利用する施設によって受講する区分が異なります。
教育訓練にお申込の際は、以下の受講区分確認用フローチャートも参考にして受講する区分を選択して下さい。
なお、講習についてはA区分・B区分ともに共通の内容になります。
※A区分はB区分を含みますが、非密封放射性同位元素を使用する予定の方のみご受講ください。
内容
講習 約2時間30分+実習 約4時間
対象者
非密封放射性同位元素を取扱う者(主に化学物質として取扱う場合)
ゼロカーボンエネルギー研究所を利用する者
※ゼロカーボンエネルギー研究所の実習については研究所に直接お問い合わせ下さい。
対象となる放射線実験施設
放射線安全管理センター放射線実験施設(学内施設)
ゼロカーボンエネルギー研究所(学内施設)
学外にある放射線実験施設
内容
講習 約2時間30分+実習 約2時間
対象者
放射線発生装置(加速器)や放射光施設を利用する者
密封放射性同位元素を取扱う者(主に放射線源として取扱う場合)
放射線管理区域内にあるX線装置などを使用する者
対象となる放射線実験施設
理学院学生実験室(学内施設)
KEK
SPring-8
J-PARC
理研和光事業所
量子科学技術研
分子化学研究所
東大物性研
その他学外にある放射線実験施設
ご自分が受講する区分については、以下のフローチャートでご確認ください。
下向き矢印をクリックするとフローチャートが表示されます。
下向き矢印をクリックするとスケジュールが表示されます。
※第3期の申込について、大学統合の関係上申込期間、開催時期に変更が生じる可能性があります。
申し込み方法
専用フォームからの申し込み(申込期間になりましたらトップページに案内を掲載いたします。)
周知方法
東京科学大Slack,放射線安全管理センターWEBページにてご案内
放射線管理区域にて放射線業務に従事する方は、以下の条件を全て満たす必要があります。
条件を満たしていない場合は、放射線業務に従事できません。
・教育訓練を受講すること。
・特殊健康診断を受診すること。
(東京科学大では年2回[4月・10月]の受診が義務付けられています。また、放射線業務従事可の判定が出ていることが必要です。)
・管理区域に立ち入っている間継続して被ばく線量の測定を行うこと。
放射性同位元素等の規制に関する法律で定められた教育訓練を受講されている方は、放射線取扱主任者の判断により東京科学大の新規教育訓練の一部が免除になる場合があります。
➡こちらのページをご確認の上放射線安全管理センターまでご相談下さい。